粉体塗装と焼付塗装は、どちらも金属製品の表面処理技術ですが、使用する塗料の形態と硬化方法に大きな違いがあります。
粉体塗装の特徴とメリット
粉体塗装は、粉末状の塗料を静電気の力で金属表面に付着させ、その後加熱して塗膜を形成する工法です。最大の特徴は、有機溶剤を一切使用しないため、揮発性有機化合物(VOC)を発生させない環境配慮型の塗装方法である点です。
平下塗装株式会社では、この粉体塗装を主力技術として採用しており、厚く均一な塗膜を実現しています。塗膜が厚いことで、優れた耐久性・耐食性・美観性を長期間維持できるのが強みです。また、使用しなかった塗料を回収・再利用できる専用設備を導入しているため、廃棄物削減と資源の有効活用が可能となり、コストメリットをお客様に還元できる仕組みも整えています。
焼付塗装の特徴と強度
焼付塗装は、液体塗料を金属表面に塗布した後、高温処理によって塗膜を硬化させる工法です。加熱により化学反応を起こして塗膜が硬化するため、常温乾燥では得られない強固な塗膜を形成できます。
この高温処理による硬化プロセスにより、過酷な環境下でも長期間にわたって性能を維持できる塗膜となります。特に、屋外で使用される建築部材や、頻繁に触れられる什器類など、高い耐久性が求められる製品に適しています。平下塗装では、全長55メートルの大型焼付乾燥炉をはじめ、長尺物専用の焼付乾燥炉など複数の設備を保有し、様々なサイズの製品に対応しています。
用途に応じた最適な工法選択
平下塗装株式会社では、鉄・ステンレスなど金属全般を対象に、製品の用途や求められる性能に応じて、粉体塗装と焼付塗装のどちらか、あるいは両方の技術を組み合わせた最適な工法を提案しています。
什器・展示棚・ディスプレイ・建築部材・手すり・機器筐体など、多様な製品に対応可能で、長さ3,500~4,000ミリメートル、幅500ミリメートル程度までの大型製品の塗装も可能です。また、豊富な色見本から選択でき、艶や質感、耐候性などの細かな調整にも対応しています。
環境と品質への取り組み
創業60年以上の実績を持つ平下塗装では、環境配慮と品質管理を両立させています。粉体塗装によるVOCフリーの実現、塗料の回収・再利用システムの導入、さらに太陽光発電システムの設置など、持続可能なものづくりを実践しています。
品質面では、膜厚測定、焼付条件の管理、外観検査など各工程で徹底したチェックを行い、美しさと耐久性を兼ね備えた仕上がりを保証しています。打ち合わせから前処理、塗装、検査まで自社完結の一貫体制により、短納期案件にも柔軟に対応可能です。
粉体塗装・焼付塗装に関するご相談は、お電話(0562-47-1391)またはWEBフォームからお気軽にお問い合わせください。
参照元:https://hirashita-toso.jp/service/, https://hirashita-toso.jp/company/, https://hirashita-toso.jp/esg/
